Bose Companion 2 Series IIIを評価する

りゅのん
買い替えたときの衝撃が大きかったので記事を衝動書きしました
 

Bose Companion 2へとPCスピーカーの買い替えを行いました。 価格はAMAZONにて10700円でした。

元々はAcerのAC203USBという1000円台のスピーカーからYOUTUBEやCD音源の音楽鑑賞用に高性能にアップグレードする目的です。

購入した感想としては「とても良い買い物」でした。☆5つです。

安いUSB給電スピーカーなどを利用して音楽を聴いている人は買い替えると、値段の上昇に見合った音質の差を感じることが出来ると思います。

・音質がクリアで伸びがある
・音量調整が前面にあって操作性よし
・イコライザで音を調整すれば低音と高音のバランスが凄くいい

・初期状態では低音が強すぎて高音側が埋もれる(イコライザ調整必須)
・ACアダプタがでかくて邪魔
・付属のスピーカーケーブルが短い

Bose Companion 2 Series IIIの使用感

BOSE独特のドスンと響く低音、そして中高音も伸びがあって貧相ではありません。また左右2個あるスピーカーは 8 x 19.5 x 15 (cm)とコンパクトな仕上がりで、狭いパソコンラックでもモニターの隙間に滑り込ませられる優れものです。

ちなみに通常は立てて使う設計のようですが、写真のように横倒しにしても音質には大差ありませんでした。ディスプレイの下面にサウンドバーのように配置することも可能です。

設置面では音が頭上から響くのと、頭下から響くのではフィーリングが大きく変わるので注意してください。

買い替え前がUSB給電のちゃちいスピーカーだったため、AC電源必須の本品には驚きました。まともなPCスピーカーはコンセントが必要だと学びました。たこ足配線を買い足すはめになったのは内緒です。

りゅのん
音量つまみが全面についているのも使いやすいですね。DC変換コネクタがでかいのは頂けませんが
ユイナ
いい音を出すには出力に余力がいるってことですね

音楽体験が変わった

1000円のスピーカーからの買い替えで一番驚いたのが音の厚みです。

1000円スピーカーでは何を聴いても高音も低音も平べったい音でした。しかしCompanion 2では迫力のある重低音が鳴るようになり、中高音もイコライザ調整をすれば埋もれずに綺麗な伸びのあるサウンドです。

個人的に驚いたのは音量を上げても無駄に音量が上がるのではなく、音の重厚感が増していくところ。1000円スピーカーは単純に平べったい音量が増えるだけだったので衝撃的でした。

2mほど離れるとただのスピーカーかなという聴感になります。しかしPC前に座って直接音を聞くと迫力があります。やはり離れてしまうと魅力半減なんだなと感じました。まさにPCスピーカーに最適化されているといえます。

Bose Companion 2の低音調整

低音が強すぎるといわれる本機の調整には二通りの方法があります

  • PCのイコライザ設定を弄る
  • スピーカー背面の穴を塞ぐ

おすすめはPCのイコライザ設定を弄ることです。BOSEサウンドを損なわない形で低音を緩和できるのでバランスが崩れません。

スピーカーの背面穴を塞いでしまうと、低音の響きが皆無になってしまうのでいわゆる”ただのスピーカー”になってしまいました。オススメしません。

PCのイコライザ設定を調整する方法

コントロールパネルで「すべてのコントロールパネル項目」を開く ⇒ 
Realtek HDオーディオマネージャー ⇒ サウンドエフェクトタブ ⇒ ギターマークをクリック⇒イコライザ調整
 

Realtek HD オーディオマネージャーを選択してダブルクリックします

マネージャーが開いたらサウンドエフェクトタブをクリック

下部のイコライザのリセットボタン横にあるそろばんみたいなマークをクリック(マウスオンで「グラフィックイコライザ―に変更」とでます)

上記の31-16k Hzまでのバーを上下に弄って音質を調整します。要は各Hz帯の音量を増減させるイメージです。

ギターやベースは50-1k, バスドラムは50-100k, シンバルは1k-10k といった具合に音がいる範囲が違います。ピアノは万能で40-4kHzくらいに音があります。

10K以上の超高音域を主音として持っている楽器は殆どないと思います。というかあっても人間の可聴域は20kぐらいまでなので聞こえないというのが正しいかも。

ボーカルは倍音まで入れると100-10kくらいまで多岐に音を持っていますが、今回問題になる低音は100Hz以下です。低音を削ってもボーカル部分は変化ありません。

10Kあたりの音は楽曲全体の耳触りというか、抜けを良く聴こえさせるために重要です。少しブーストしておけばより良い音楽に聞こえます。

イコライザの最適設定

イコライザは削るモノという視点に立って、スピーカの音を変えないように本製品で批判が多い強すぎる低音だけを対処すると上図が無難な設定かと思っています。

32-64HZ付近は主要な音がない場所なのでかなり下げています。また8K, 16Kは少しだけ上げると音にキラキラ感がのって伸びと聴きざわりが良くなるので上げています。あとは±0です。原音です。

基本的にCDは原音で最もよく聴こえるようにマスタリングされているので、下手にイコライザで可聴域の音を弄るのは曲が崩れる原因になります。

ユイナ
低音を削った後は多少イコライザを上下させて好みの音に調整すればいいかと

Bose Companion 2の改善点

ACアダプタはおーいお茶ペットボトルのくびれた部分と横並びにしています。ほぼ同じ厚みです。隣に分厚めのアダプターを刺していたりすると、スペース的にコンセントにさせない可能性があるので注意してください。

ちなみにアダプタの先には日本のコンセント形状に変換するためのプラグがついています。口コミをみると稀に同梱し忘れた商品に当たることもあるようなのでご注意を。

付属の3.5mmミニプラグのスピーカーケーブルは長さが1mしかないです。

本製品はコンピューターからの出力端子を右側スピーカーに刺す仕様なため、ラック左側にPCを設置している人は長さが足りなくなる可能性が高いです。床面に立てたPCからラック上に設置する際にギリギリでした。

左右を入れ替えることも検討しました。

しかし右側から聴こえるべき音が左から聞こえることになるため、映画鑑賞やゲームといったマルチメディアに使用するには支障が出ます。音楽鑑賞でも作曲者の意図とは違う聞こえ方になってしまうのでNGです。

PCと設置場所が遠い人は長めのスピーカーケーブルを用意しておくことをオススメします。amazonで1000円以下で購入できます。

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