米国インデックス投資のススメ

りゅのん
バフェットは家族に言いました。俺の死後には資産は全てVOOに捧げろと
ユイナ
全てとは言ってませんが間違ってはないですね。今のところ米国株インデックス投資は鉄板ですので
 

インデックス投資を行うメリット

Twitterの株クラスター界隈ではS&P500を指標としたVOOやVTI, SPYD、HDVなどが騒がれています。

ダウは工業株30種という狭い範囲の指標なため、より広範をカバーできるS&P500が投資家からは好まれているようです。

米国のインデックス投資を行うメリットを挙げてみます。

1. 信託報酬が少ない

2. 長期的にほぼ確実に勝てる

3. 高配当である

4. 銘柄選びに時間を要しない

2の負けないことが大事なポイントです。日本はダメダメですが、米国株は経済の発展とともに力強く上げていきます。含み益になっていると精神的にも安定して握っていられるので心強いですね。

米国株が強い理由は人口推移や個人消費をみれば納得できます。

アメリカは人口が増えて働き手が増加している一方、日本は横ばいの状態が続いています。また個人消費(対GDP比)で考えてもアメリカは70%に対し、日本は50%程度と劣後しています。

しかし今回のコロナ蔓延の影響で米国内は長期的にGDPや雇用も低迷しそうな雰囲気がありますね。

米国株の高配当は二重課税に注意

日本では株式会社は取締役など内部の人間の私有物ですが、米国では株式会社はステークホルダーみんなの共有財産。出た利益はしっかりと分配する意識が根強く、日本よりも高配当な株式が多いです。

VOOは配当金は2%前後です。それが日本の約20%の税金と米国の10%の税金が両方課されてしまいます。そのため実際に受け取れる配当金は1.4%程度です。

所得がある場合は確定申告すれば二重に課税された米国の税金が所得税に還付されますが、確定申告面倒ですよね。あとNISA口座も対象外なので米国の税金10%だけは引かれてしまいます。

これ、FIREして配当収入を所得の中心に据えてる人は所得税とかないので、大問題なんですよね。だから配当生活するならば、J-REITや国内の高配当株でポートフォリオを組むのが最適解だと考えています。

どの米国株ETFが儲かるのか

ETF名投資対象ETF純資産信託報酬直近配当率5年トータルリターン
VT全世界$ 12.81 B0.07%1.94%6.33%
VTI米国3500銘柄以上$140.8B0.03%1.81%9.73%
VOOS&P500$145.5B0.03%2.05%10.41%
HDVMS配当フォーカス指数$5.526B0.08%4.39%5.45%
SPYDS&P500の高配当80銘柄$1.890B0.07%5.32%-3.24%

代表的な米国株ETFをいくつか書きました。

ETF純資産に注目するとVTIとVOOが飛びぬけて資産が多いですね。それに比例して5年トータルリターンも飛びぬけて高くなっています。

これは直近のコロナショックからの戻りの強さによって生み出されています。この値動きの大きな違いの根底にあるのが銘柄構成です。

SPYDやHDVなどの高配当PFではエネルギー・公共事業関連の銘柄が多くなってしまいます。景気敏感株である素材産業や金融関連の銘柄が低割合なため、バブル爆上げ時にはこれらをバランスよく組み入れたVOOやVTIに負けてしまうのでしょう。

コロナショック後の戻りのような急激な相場ほど差がつきやすいと思います。

S&P500は今のところオススメ

直近では上昇の傾きが高いです。これは富が増えるほど加速的に富が増大していく資本主義ならではの動きと考えています。

とすると今後とも上昇量がより高くなっていくのは想像に容易いです。個別株では勝ち組銘柄と負け組銘柄の差がどんどん色濃くなっていくでしょう。

指数投資は安定して勝てる上に殆ど値動きを気にしなくていいので、個別株で遭遇する悩みは解消ですね。まさに寝ている間にお金が増えている状態です。

成長著しい国は全て人口が上昇している

グラフを見て頂くと2000年から2010年にかけての10年間ではS&P500指数は500-1500ドル界隈を行ったり来たりしています。2007年からサブプライムローンを契機とするリーマンショックによって経済が大打撃を受けました。

こういった打撃があったから見えづらいものの、グラフの赤い点線が示すように2003年ごろから米国株は長らく上昇相場に入っていることが分かります。

この成長を支えているのは紛れもなく人口上昇だと考えています。経済成長著しい中国・インドなども人口増によって国力が飛躍的に上がっています。アメリカも毎年300万人ずつ人口が増えていて2020年現在では3.3億人に達しています。

対して日本は2009年頃につけた1.28億人をピークに少しずつ人口が減少しており、2020年では1.26億人となっています。

投資は配当重視か値上がり益重視か

値上がり益が高いけれど低配当のVTIやVOO

値上がり益が低いけれど高配当のSPYDやHDV

どちらの方が長期的に富が増えるのかは誰もが気になる点です。いずれも複雑な値動きをしており、表にある通り5年リターンはVTIやVOOの優勢です。

20年間の配当金の差は元金の72%

一定金額を20年間VTIの長期投資(配当額2%)で再投資しながら寝かせると1.49倍になります。

一定金額を20年間SPYDの長期投資(配当額4%)で再投資しながら寝かせると2.22倍になります。

20年という投資スパンでみた場合、「2.22-1.49= 0.72」と元金の72%だけ配当で差が付きます。したがってそれ以上にVOOやVTIが上昇する必要があることになります。

VOOとSPYDの直近の値動きを比較

SPYDの6月末を基準としてみると、「VOOは+8%;SPYDはー26%」となっています。コロナショック後では値動きの差が顕著に現れているのが分かります。

このグラフから値動きが激しいほどSPYDは下落しやすい傾向が読み取れます。したがって今後の米国株の値動き次第で両者の価格差は変化していきます。

要はSPYDは上昇は弱く、下落は大きいイメージです。

20年後に、VOOはSPYDの2.5倍になる!?

コロナショック後での比較では特殊ですので、一般的な上げ相場であった2020年3月までの値動きを元にして20年後の両者の価格乖離を概算してみます。

2016年から2020年3月までの4年間でVOOはSPYDの1.2倍になりました。20年経った後を単純計算してみると1.2^5= 2.48 ということで20年後にはVOOはSPYDの2.5倍に達している計算になります。

まあ現在は超低金利で株式というリスク資産に資金が集まっている状態ですので、これが解消されれば風向きも変わる可能性は十分あります。

ただTOTAL益で考えるとVOOの方がやはり優れているのかな、という考察結果になります。

VOOはS&P500の値動きそのものです。バフェットがS&P500に資産9割を極振りしろ、というのが正しいのか。はたまた配当投資家の勝利に終わるのかは20年経ってみてのお楽しみというところでしょう。

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