メキシコの関税を免除される物品一覧

仕事でメキシコに出張に行く用事があり、通関を通るとパソコン2台に対して関税を取られた筆者です。その額は日本円にして8000円。私用パソコンだったため経費とする訳にもいかず泣き寝入りです。悔しい!

パソコンが2台持ち込めないならば他にも怪しい商品があるはずです。そこで入国時に税関で貰ったインストラクションを基に持ち込み可能な製品を列挙したいと思います。

下記のリストはメキシコ税関で渡された英語版インストラクションシートの日本語訳です。

メキシコへ非課税で持ち込める物品

項目ごとに許容される数に要注意です。逸脱分は課税されますのでお気をつけ下さい。

  • 個人で利用するもの(衣類、靴、清潔用品、美容用品)
  • 子供用品(椅子、ベビーベッド、ベビーカー、歩行器など)
  • 2台のカメラ(ビデオカメラも含む)
  • 写真材料(フィルムなど)
  • 3台のモバイルフォン(ワイヤレスネットワーク端末、GPS端末も含む)
  • 1台のPDA(スマートフォンの元祖みたいな端末)
  • 1台のパソコン
  • 1台のコピー機
  • 1台のプロジェクタ
  • 1台の音声レコーダー
  • 2台のポータブルオーディオ再生機(ウォークマンやipod、DVD再生機)
  • 5枚のレーザーディスク
  • 10枚のDVD
  • 30枚のCD
  • 3箱までのパッケージソフトウェア
  • 5つの電子機器用記憶媒体(SD, USBメモリ、SSDなど?)
  • 1台のテレビゲーム機
  • 5本のテレビゲーム
  • 2つの個人スポーツ用具
  • 4本の釣り竿
  • 3本のサーフボード
  • トロフィー、アワードなど
  • 1つのキャンプテントと他のキャンプ用具
  • 1対の双眼鏡や望遠鏡
  • 2つの楽器
  • 5つのおもちゃ
  • 本、雑誌、印刷した文書
  • 1つの収納付き工具セット(ドリル、ピラー、ソケット、スクリュードライバー、動力ケーブルを含む)
  • 糖度計, その反応試薬
  • 個人使用の薬類

嗜好品類(18歳以上の旅行者のみ)

  • 10箱の紙巻タバコ
  • 25本の葉巻 or 200gのタバコ本体
  • 3Lまでのアルコール飲料
  • 6Lまでのワイン

障害を持つ旅行者のみ持ち込みが許されるモノ

  • 障害を克服する道具(車いす、歩行器、松葉杖、杖など)

製品リスト以外の物品を所持した場合

逸脱した物品の価格に対して16%の関税がかけられます。

インストラクションには「3000ドルまでなら関税を払うだけで持ち込める」とあるので、それを超える物品ならば正規の輸入手続きが必要なようです。大切な高額荷物が没収されてしまう危険性すらあるので気を付けましょう。

冒頭の筆者のようにパソコンを2台持ち込んだのが発見されると、まずパソコンの値段が調べられます。

値段の調べ方は担当者によって様々です。筆者が対峙した職員は口頭で私に聴いて、その言い値の16%分の関税を要求してきました。税関職員がネットで調べた値段に対して16%掛かるときもあるようです。

下手に十数万円の高い物品に関税を掛けられると、一発で数万円請求されるような事故もありえます。職員たちは多額の課税が見込める電子機器や専門用具といった高額物品を中心に荷物を調べます

なぜかディスカウントがある

職員によっては「現金で払えばディスカウントだ」と言って安めの価格を提示してくる場合があります。この場合は記録も何も残さず、見て見ぬふりをするという感じです。完全に非公式だと思います。

言われるがまま払ってしまうと、領収証も何も出ないので会社経費で落とせる物品であればきっちりと「領収証を出せる方法で支払う」と言いましょう。

加工食品はメキシコへ持ち込める

食品は加工食品であり、個人で消費する程度の分量だと発見しても何も言わないようです。没収されるようなこともありませんでした。

ただしアメリカ経由の場合は一時的にアメリカ国内へ入国する必要があるため、乳製品や加工肉類、肉エキス製品も軒並み引っ掛かります

レトルトカレーなどにも肉エキスはほぼ例外なく入っているので注意してください。アメリカ経由ならば、きちんと入国申告書の「食品を持っている」欄にYESを記入することをオススメします。

もし申告せずに見つかると没収だけでなく、罰金を取られてしまう可能性もあります。この罰金を取られる場合は虚偽申告をした事実への罰金です。申告さえしておけば最悪でも没収されるだけで済むので申告を行いましょう!

ダラス経由なら預入荷物は米国内には入らない

ハブ空港であるダラス・フォートワース(DFW) 空港経由なら預入荷物を米国内で受け取らなくとも直接的に目的地へ運んでくれるサービスI.T.Iが利用できる。

これはInternational to internationalの略で、空港側で自動的に次の乗り継ぎ飛行機に積み替えてくれる便利なサービスです。利用申請などは不要です。I.T.Iサービスに対応した路線ならば勝手にやってくれます。

そのときにはI.T.Iと書かれた丸くて青いシールをパスポート裏面に貼ってくれます。実はこれは I.T.I で荷物が預かられているという証拠になるので、絶対に剥がしてはいけません。

預入荷物を受け取るのが面倒だと感じる方はDFW空港の利用をオススメします。

メキシコの税関検査は止められない場合もある

基本的にメキシコ税関で荷物を調べられるのはボタンを押して赤いランプが付いた人だけです。3人に1人ぐらいが止められるイメージです。特にアジア人などの珍しい客は止められることが多いので覚悟しましょう

何度も出張に行ったけど止められて荷物検査をされたことがない運のいい人もいます。日本人は50%ぐらいの確率で止められます。

時と場合によって全員検査だったりする場合もあります。国内の時期や状況によるのかもしれません。基本的には隈なく荷物を開けて見られると思っておいた方がいいです。見られても大丈夫な中身にしておきましょう。

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