大戸屋の高いメニューを安く利用する方法

1人暮らしの筆者はよく大戸屋を利用しています。定食屋という括りでみれば少々高めの値段設定ですが、お値段に見合った美味しい味なのでさほど文句はありません。

何度も利用していると何十食と注文するわけですから、一食当たりのコストが気になってきます。少しでもオトクに利用できる方法はないかと考察した結果を紹介していきたいと思います。

大戸屋のコストパフォーマンスは低かった

2019年9月30日までの大戸屋は確かにコストパフォーマンスが悪い店でした。2019年3月に厨房で商品を乱雑に扱ったり、不潔な行為をするバイトテロに見舞われて全店舗休業になった事件は記憶に新しいです。

1日休業とバイト店員の教育徹底を行いましたが、イメージの低下は完全には払拭できていないでしょう。また4月に行った看板メニュー「大戸屋ランチ」の廃止と値上げの影響で客足は本当に遠ざかってしまいました。

定食チェーン店界隈には宮本むなし・ザめしや・やよい軒といった強豪が揃っています。増税が重なって定食チェーンの平均客単価は700円程度となっていますが、やはり大戸屋よりは100円ほど安いという状況です。

さらに追い打ちをかけて自分の首を絞めたのがポイントカードの撤廃です。

2019年3月までは500円ごとにスタンプが1個貯まり、15個貯まると1000円以下の定食が無料になるポイントカードが配られていました。これがなくなったのは筆者個人としても大きな衝撃でした。

大戸屋のコストパフォーマンスは悪くない

客離れの激しさを重く見た大戸屋HDは2019年10月より大戸屋ランチをメニューに追加し、ポイントカードも新設しました。半年で方向転換する素早いお手当ですね。

看板メニューである大戸屋ランチは復活したものの、790円(税込)という頭を抱えるようなお値段。増税の影響はあるものの690円や720円で提供されていたものが10%も値上げされたら注文する気も低下しますね。

筆者はこの値上げによって、ランチでは行かなくなりました。ディナーでなら900円や1000円といった価格帯も許容できるという考えです。

復活したポイントカードはスタンプ7個につき300円割引という前回より微妙に劣化した代物。1ポイントの価値は30%ほど低下していますね。

ただ、ポイントカードを復活させた判断は大正解だと思います。

「ポイントを貯めているから大戸屋を選ぼう」という思考が必ず食事の意思決定に影響を及ぼすからです。とくに競合他社が近くにある店舗も珍しくないので、”僅かな優位性”が集客に繋がります。

また楽天ポイントも同時に貯められるようになったのも地味にうれしいポイントですね。筆者は楽天カード持っていませんが

大戸屋のポイントカードを有効活用する

より安く利用するためにポイントカードを有効に機能させる方法を考えます。

鳥の黒酢あん定食などの1000円に届かない定食を食べると会計毎に1スタンプしか貰えません。対して、1000円超の定食では会計毎に2スタンプ貰うことができます。

従って1000円越えの定食を食べた方がより割引額が大きくオトクです。では新旧ポイントカードそれぞれで割引率が幾らになるか試算してみます。

ここでは簡単化のため、一番人気である鳥の黒酢あん定食(一食1000円未満)といさきの炭火焼き定食(一食1000円)を食べたときの割引率の違いを見ていきます。

大戸屋 ポイントカード 還元率計算

上表のように、新しい大戸屋ポイントカードの還元率は旧カードよりも大きく悪化していることが分かりました。また現行のポイントカードでも二つの定食間で割引率が3%弱も異なることは面白い発見ですね。

最も割引効率の悪い、鳥の黒酢あん定食でさえ5%の割引です。大戸屋ポイントカードは他の割引手段と比較して優秀な割引率といえるでしょう。使わない手はないですね。

940円以上なら小鉢を付けるのがオススメ

上表では890円定食と比較を行いましたが、値段が1000円に近いほど割引率は悪化していきます。950円になると1000円を超えた場合と比べて割引率が3%も違います。

つまり940円以上の定食ならば、90円で付けられるミニとろろご飯やミニじゃこご飯などをセットにして1000円を超えてしまったほうが、ほぼ同じ値段で豪華な食事を楽しむことができます。

他に値段の近いサイドメニューとして、アイスクリームや大根おろしがあります。そのときの気分に合わせて好きなモノを一品付け加えましょう。

楽天ポイントカードやキャッシュレス決済の利用でさらにオトク

2019年10月より大戸屋ポイントカードに並列した楽天ポイントカードのポイント付与も可能になりました。100円で1ポイント付与されるので、楽天ポイントカード利用により1%還元となります。

また大戸屋ではPaypayやクレジットカードといったキャッシュレス決済が利用できます。いずれの決済手段でも0.5~1%程度はポイント還元されるでしょう。

アンケートの食事券を利用する

大戸屋には食事テーブル上にアンケート用紙があります。このアンケートに回答すると、毎月抽選で500名に500円分食事券が2枚当たります。

ネット上では当選者の声が多くありますが、「9回応募したら1回当たった」というような書き込みが多いです。店舗で眺めていてもアンケートを書いている人なんて殆どいないので、当選確率はかなり高いかもしれません。

混雑時は食事が提供されるまで時間があるので、暇つぶしがてらアンケート回答してみたら思わぬ幸運が舞い降りるかもしれません。

当選確率が分からないため期待値を計算できないのは残念な限りです。

株主優待券を利用する

大戸屋を運営する大戸屋ホールディングスは東証ジャスダックに上場しています。大戸屋HDは株主に還元する目的で株主優待券を発行しており、以下のような仕様になっています。

  • 100株    2,500円相当の食事優待券 (500円券×5枚)
  • 500株    6,500円相当の食事優待券 (500円券×13枚)
  • 1000株   13,000円相当の食事優待券 (500円券×26枚)

現在の株価ですと24万円くらいで100株を購入できます。優待利回りは100株が1.1%と最も良いです。また配当も年利1%くらい期待できるので、優待込の年間利回りは2%になります。

大戸屋の株主優待は会計時に一気に複数枚出せるので、これだけで会計を終わらせることも可能です。ただお釣りは出ないので端数はお金で支払った方がいいです。

株主優待は配当金のように20%の税金を引かれることがないため、同額の配当よりも手取り金額が多くなるのが魅力です。

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