カラオケで録音して自分の声を好きになろう

自分の声を知ることが巨大な壁

カラオケ好きの人でも録音をしない人も多いです。理由を聞くと殆どが「自分の声を聴くのが嫌だから」と身も蓋もない回答です。誰しもが自分が想像する声と実際の自分の声のギャップに強烈な違和感を覚えるものです。

実は違和感を感じているのは自分だけで、他人はその声で聴きなれているため何も感じません。つまり歌声ではなく、普段の話し声から想像と現実のギャップは生まれているといえます。

これは骨伝導と空気伝導が両方とも耳に伝わってくるせいです。二つの音が伝わるタイミングが異なるため、ちょうどエコーのような効果を生み出しています。録音音声が変に聞こえるのはエコー効果が失われるからですね。

「録音すると変な声になる」と嘆く人がいますが、残念ながら変な声になるのではなく、あなたの声は録音した声そのものです。

自分の声を嫌いにならない方法

ヒトカラで忸怩たる思いを抱きつつ何度も再生することです。人は妙なものや怖いものに対して”原因を知りたい”と思う本能があります。お化け屋敷やホラーゲームがアトラクションとして成立しているのが証拠です。

筆者は「なぜ自分の声は想像と違うんだろう」という興味で何度も再生していました。不思議と「思ったより悪い声ではないじゃん」と受け入れられるようになります。

そこがスタートラインです。

自分の声と向き合ってからは録音した音を上手く聴こえるように魅せる方法を模索していくことになります。100%のゴールなんてないから終わりのなく、だからこそ楽しい趣味になっています。

自分の歌声を磨いて好きになる

自分の声には音域・音圧・表現力などの項目があって、それを伸ばしていく育成ゲームです。いろいろな歌い方を試せると同時にストレス発散にもなって素晴らしいです。

強くなるために廃課金が必要なソーシャルゲームよりもよほど面白いかと思います。(ソシャゲ勢の方々には失礼か)。まあ本格的にボイトレとかやり始めたら凄い課金額になるので、同じようなものかもしれませんね。

僕が行っているのは、何度も自分の思う改良を行って (plan)、録音して(Do)、結果を確認して(Check)、次の改良の仕方を模索してまた実行する(Action)。

カラオケにいって「これか?」「こうしたほうが良いか?」という一人問答をやっています。筆者は目指すゴールは大好きなEGOISTに似せて歌えるようになること。勝手にこんな目標を作って邁進しています。

意識していなくても勝手にPDCAサイクルなるものが回っていきます。好きこそものの上手なれ、とはよくいったものです。

カラオケには録音する機材が揃っている

自分の声を録音するならカラオケで録音機能を使うのが一番!

カラオケにはJOYSOUNDとDAMの二機種があります。手軽に録音をしてみるならDAMを選択するのがお勧めです。JOYSOUNDは著作権関連で録音対応していない曲が多数あるためです。

録音は曲を選ぶ画面でめっちゃ簡単な4ステップを踏むだけです

  1. 歌いたい曲の転送画面で「オプション」という項目をタッチ
  2. 「録音する」という項目があるのでタッチ
  3. 左上の「閉じる」ボタンをタッチしてオプションを閉じる
  4. 「送信」ボタンをクリック

画面の端に「録音」という表示が出ていれば録音されている証拠です。

「自分の声が残る」と上手く歌おうと気持ちが高まります。新しい楽しみ方が広がる感覚もあります。ぜひ録音して自分の声を研究してみましょう。

録音音声=他人が聞く声そのもの

 録音した歌が上手く聴こえるなら、他人からみても上手な歌を歌えています。自信をもって人前で歌うことができますね!

綺麗な録音は声枯れとの競争

歌っていたらノドが枯れて声が出なくなった! という経験は多くの人が持っています。筆者も長時間歌うと、枯れないにせよ歌える音域が下がります。

実は喉が枯れる速度は張りあげる音量と音域比例しています。

例えば音域限界付近で頑張って歌うと恐らく一時間も持たずに声が掠れます。またマイク音量が小さく、地声で張り上げないといけないほど声が枯れる時間も速くなります。

もっともベストな状態で歌えるのは3~5曲目くらいです。それ以降は歌唱音量も音域も失速していきます。綺麗な声で歌える3曲目くらいで本番録音を行うのがオススメです。

1-2曲目は喉が声を出すことに慣れていないため声量が出ず、音程も不安定になるためです。思ったように音程をコントロールできないという表現が正しいかもしれません。

6曲目以降は喉が疲れてくるため、音量は出せても音域が安定しません。最高音域も下がるので高い曲は歌えなくなります。

声が枯れたら歌うのはやめるべき

数曲~十数曲歌っていくと喉が掠れて音域が狭まり、音量も安定しなくなります。このときは必ず歌唱をやめて休憩を取るなり、カラオケを終了するなりして下さい。

声が枯れた状態で無理に歌い続けると喉の痛みが出ます。これは風邪の症状と同じで粘膜の傷つきによって起きています。無理に歌い続けるとポリープが出来たり、声帯ガンに繋がるので止めましょう。

とくに高音域の開拓やデスボイスの練習をしている人は喉が痛くなりがちです。そんな喉の状態では全く練習にならないのですぐに中止してください。

ノドを鍛えると音域も声量も上がる

カラオケの魅力はストレス発散や楽しさだけではありません。練習を重ねるとテクニック面とフィジカル面の両方で身体能力向上が期待できます。

具体的いうとフィジカル面ではノドや腹筋を鍛えられます。テクニック面はビブラートやしゃくりなどの人に魅せる技術の向上です。

声を出すノドの筋肉を鍛えることで音域を、腹筋回りを鍛えることで声量も上げることができます。

腹式呼吸は綺麗なビブラートを掛けるために必要不可欠ですので、習得しておけば音圧とビブラートという二つの武器を獲得できます。音域を上げるのは数か月~数年のスパンで喉をトレーニングする必要がありますが、腹式呼吸は1か月などの短いスパンで習得可能です。

歌を綺麗に響かせるために、手始めに腹式呼吸をマスターするのがコストパフォーマンスが高いと思います。

何事でも成長が感じられるのは楽しいことです。歌い続ければ腹式呼吸での音圧向上や音域向上が体験でき、もっと楽しくなります。

ぜひカラオケでご自身の声と向き合って、自分の声を好きになってください。録音をすれば改善点が客観的に見えるので劇的に成長スピードが速くなります!

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