ドスパラのガレリアRT5の構成詳細をレビュー

マイPCの老朽化が顕著になってきたのでドスパラのゲーミングデスクトップRT5に切り替えました。体感としては三輪車からフェラーリ並に速くなったので使われてるパーツもレビューしていきたいと思います。

※2019年10月時点でのRT5の構成です

こんな箱でPCがやってきます

重量6kgと意外に軽く、配達のお兄やんが軽々と持ってました。コンパクトすぎて電子レンジかと思いました。

ガレリアRT5の構成と値段

  • Ryzen 5 2600 (CPU)
  • GeForce GTX1660Ti 6GB (GPU)
  • 16GB DDR4 SDRAM
  • 256GB NVMeSSD 
  • 1TB HDD
  • 500W電源 (80PLUS BRONZE)
  • マウス なし
  • キーボード なし

上記のスペックで98,890円(税込)でした。世間的にはミドル~ミドルハイといった構成でしょうか。

ゲームは専らPS4などの家庭用ゲーム機が多い筆者はあまりゲーム用途は想定していません。DTMやお絵かき・VR体験などの幅広いニーズに応えられる子が欲しくて購入しました。

現在のドスパラではキャッシュレス化推進のためと謳った経済産業省の5%キャッシュバックが受けられます。従って、実際には93945円で購入できたことになります。個人的にめちゃ安だと思います。

さらにポイントバックキャンペーンを行っていて5000円分ポイントバックされますので、実質的には9万円を切っています。

経済産業省の5%キャッシュバックは2020年6月になるか、財源がなくなるか早い方で終了予定です。想定を上回るペースで財源が消費されているとの情報が入っているため、補充がなければ財源がなくなる方が先だと思われます。

旧PCの構成と値段

  • Core i7 860(CPU)
  • GeForce GTX460 1GB(GPU)
  • 8GB DDR3 SDRAM
  • 1TB HDD
  • マウスあり
  • キーボードあり

これまで利用していたのは上記構成で2008年に購入したDELL PCです。当時の価格で135000円(税込)でした。

2018年ごろからすべての動作において速度が低下する現象に見舞われ、データの削除やアンインストール、デフラグなど出来ることは試しましたが速度が戻らず断念。11年ぶりに買い替えました。

タスクマネージャー上でメモリ使用量が60-70%と異常に高くなっており、認識されているのが6GB分だったので2GB×4で挿していたメモリ四天王の一人がやられたのかなという推測です。4本差してやっと8GBというところに時代を感じますね。

メモリを交換することも考えたものの、HDDからも妙な音がしていたこととCPU、GPU性能がいまいちだったので買い替えを決意。HDD単体のため起動が遅かったのもストレスの原因でした。

VRなどのコンテンツも弄ってみたいことも背中を押しました。

ガレリアRT5のパーツ構成詳細

ウェブ上ではスペックのみ記されているものの、GPUもメモリもストレージも様々なメーカーから販売されています。そこでRT5に使われていたパーツの詳細をご紹介します。

いずれもアマゾンで単品で購入した場合の価格を参考価格として掲載しています。値段の記載ない製品はアマゾンで見つからなかったため、同サプライヤーの別製品をイメージとして掲載しています。

今回は既存のDELLモニターを使っています。モニターも欲しい方は本体+2万円くらいに考えておきましょう。

AMD CPU Ryzen 5 2600 with Wraith Stealth cooler YD2600BBAFBOX

第二世代Ryzen15242円(税込)

同じ世代のCore i5に匹敵する性能を持っているとのことで。6コア12スレッドで基本クロックは3.4GH。最大ブーストクロックは3.9GHz。ブーストするつもりはないけど。TDPは65Wで省エネ。

第三世代が全盛の今だからこそ第二世代のお買い得感が半端ないです。最先端よりもコスパを優先してしまう筆者のお財布感覚にストレートに刺さったCPUでした。

この価格で性能が出せるのは素晴らしい。GTX1660Tiとの相性もいい感じっぽいので重めのPCゲームなども動かしてみようと思っています。

ASUS NVIDIA GTX 1660Ti 搭載 デュアルボールベアリングファン 6GB PH-GTX1660TI-O6G

2019年前半から発売されたGTX 16 Seriesの最上位版37177円(税込)

12nmプロセス採用。TDP120WでGTX1060より省エネです。ビデオメモリはRTX2060と同様のGDDR6を採用。

筆者のようなゲームを偶にする程度のライトゲーマーには勿体ないレベルのグラボです。将来的にVRを弄ってみたいと思ったから選択しましたが、OculasやVIVEなどのVRを本格的に動かすにはギリギリな性能やもしれません。

イラスト制作や動画編集なども興味があるので、今後はこのGPUを活用していきたいと思っています。

DDR4 2666 16GB SAMSUNG Original サムスン純正 デスクトップ用メモリ PC4-21300 DDR4-2666 288pin CL11 (16GB)

Ryzenシリーズと相性がよいサムスン製メモリ16GB 10300円(税込)

今回DDR3⇒DDR4への華麗なる転身によって殆どの処理で速度が10-20%は上昇しているようです。また16GBになったことで、Google Chromeに加えてDTMやSteamを立ち上げてもスイスイ動作してくれました。

メモリを食いまくると有名な Google Chrome ですが、10個ほどタブを広げると6GB位の占有になりました。やはり8GBでは動作が少し重くなってしまいます。

東芝 DT01ACA100 1TB SATA 6Gbps対応3.5型内蔵ハードディスク

故障率が低く安心安全の東芝製HDD 1TB 5400円(税込)

以前の旧PCにも同じ東芝製が採用されており、11年もの間お世話になったので信頼しています。2019年には1TBで5000円程度とHDDも安くなりました。

Kingmax SSD KM240GSMV32 SATA3 SMV32シリーズ 2.5インチ内蔵 7mm TOSHIBA TLCチップ PHISONコントローラー搭載 国内正規品 3年保証 240GB

実際の構成ではPHISON PS5012-E12 256GB(M.2 2280NVMe 256G TLC)でしたが、どこのショップにも取り扱いがなかったので同じPHISONのSSDを掲載しています。すいません。

SDD+HDDという構成のマシンを初めて触る筆者にとってはSSDはどのメーカーも試したことありませんので、これから経過をみていきたいと思います。

NVMeだけあって起動は爆速なので助かっています。カタログ値でだいたいHDDの20倍くらいの速度が出るイメージでしょうか。

ASRock AMD Ryzen AM4 対応 B350 チップ搭載 MicroATX マザーボード AB350M-HDV R4.0

アマゾンにて6500円

自分で組み立てないのでマザーボードの批評はできません。すいませんん。

日立LGデータストレージ 24倍速対応スーパーマルチDVDドライブ ホワイト ソフト付き GH24NSD5 WH BLH

オプションで付けて貰ったもので2500円(税込)

未だCDでインストールする場面にも遭遇するのでスーパーマルチドライブは必須です。既存の旧PCから持ってこようかとも思いましたが、 11年前の代物なのでガタが来る可能性もあります。

取り付けの手間も考えると新品を工場で付けてもらう方が楽でした。

SilverStone Essential Lシリーズ 80PLUS BRONZE認証 500W SST-ST50F-ESB

基本パックとして付いている電源で7497円(税込)

今回の構成だと230-240Wくらいの消費電力になるので500W電源が最も効率的に電気を伝えられると思います。BRONZEだから85%位は伝えてくれるのかな。

BTOは心臓部が命らしい。BRONZEより良い電源にしようか迷いましたが、構成価格が10万円以下なので価格を上げるのもイマイチなので変更しませんでした。

【新パッケージ】Windows 10 Home 日本語版/May 2019 Update適用/パッケージ版

Windows 10 home 更新版で 17748円(税込)

OSって常にBTOでセット購入しているので気づきませんでしたが、意外と高いものでビックリしています。秋葉原のジャンクショップにいけばライセンスが怪しいヤツが1000円位で売られてますが、正規だとこんな値段なんですね。

ガレリアRT5のコスパは最高

全パーツを合計すると106363円となるため、組み立て工賃も含めて98,890円(税込) と思うとお買い得だと言わざるを得ません。 大満足です。

27周年祭を行っている現在のドスパラは他のBTOメーカーを寄せ付けないくらいお買い得すぎるゲーミングデスクトップが多いです。もしPC買い替えを検討しているならオススメです。

とくに筆者のように高コスパを求めるならGALLERIA RJ5が本当にオススメ。GPUが一つ下のグレードになりますが、それでも他社で買うと余裕で10万超えてきそうな構成なのに73000円(税抜)って価格破壊ですよ……。

  • Ryzen 5 2600(CPU)
  • GeForce GTX1660 6GB GDDR6 (GPU)
  • 8GB DDR4 SDRAM
  • 256GB NVMe SSD / 1TB HDD

気になっている方がいたら5%還元のある今がチャンスかもしれまへん。

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