以前に宅録用に使っていたCubase AI 9.5から長らく異音が発生していました。
Cubaseのサポートを覗いたり、ウェブサイトを行脚したりして原因を探しましたが見つからなかったのですが、ソフトウェアの更新で解決したので載せておきます。
筆者の宅録環境は以下の機材です。
オーディオインターフェース(AI):Steinberg UR22 MkⅡ
コンデンサマイク :ST-M01
ヘッドホン :ST-H01
DAW :Cubase AI 9.5
※Steinberg UR22 MkⅡレコーディングパック同梱品
デスクトップPC: Intel Core i7-870, GTX 460, メモリ8GB, Windows 7
症状としては、イヤホンをジャックに差し込む際に聞こえるブツブツというノイズが楽曲と同じ大きさで不規則に聞こえました。購入して使いだした日からずっと続きました。その他に下記のような特徴がありました。
- 異音はgainを上げるに従って大きくなる
- gain 0では何も聞こえない
- 不規則に発生しては止むを繰り返す
- ノイズはオーディオインターフェース電源リセットで一時的に消える
ブツブツという音と発生タイミングからPC・インターフェース・ヘッドホンの接続に問題があると思って再起動や挿し直しなどを幾度と試しましたが改善されませんでした。
同様の症状になった方はいないらしく、Steinbergサイトのよくある質問にも情報がありませんでした。
プログラム起動中にAIを切るとノイズが走る
ノイズが出た際には 暫定対策として AIを再起動していましたが、これをするとプログラム上に切断した際の「プツ」というノイズが残り、再生時も書き出しの際も残り続けます。
従ってプログラム起動中にAIを切るというのは全くもってダメな対応策でした。

↑ 停止した状態でも画像のようにインジケータがある場所にノイズが残ります。再生しても波形にさえ現れないところが鬼門です。
このノイズが残ったまま上書きすると永遠にそのプログラム内にはノイズが残り続けるため新規プログラムにするしか手がない状態でした。
Cubase pro 10に更新したら症状改善
ちょうど30thアニバーサリーでCubase Proが半額セールをしていたため、思い切ってアップデートしたら改善されました。ソフトウェア側の不具合だったようで、以降は一度も同様の症状は確認されませんでした。
同様の症状が現れた方は一度DAWを全て削除してから、再インストールを試してみてください。
それで改善されなければサポートにメールを出すしかないです。