手持ちのスマホで格安Simへ!

「キャリアSimから格安Simに乗り換え」という方が多いと思います。キャリアのスマホ端末を所持していると思いますので、具体的な乗り換え方法について記載していきます。

どのキャリア端末でも格安Simは使える

基本的に三大キャリアのいずれでも、同じキャリアの回線を利用した格安Simを挿すだけで利用することが可能です。ただしauのVoLTE対応機種だけは同じauの回線を利用する場合でもSimロック解除が必要です。ご留意ください。

Simロック解除が必要なauのVoLTE対応機種は下表の通りです。

そもそもSimロックとは?

三大キャリアが販売するスマホはそれぞれに独自の回線でしか通信できないように端末自体にロックが掛かっています。

2018年6月に総務省が「白ロムもSimロック解除可能にする」という方針を示してはいますが、実際に効力を発揮するのはもう少し先になりそうです。ただ数年以内には白ロムでもSimロック解除が可能になって流動性が生まれるのではないでしょうか。

格安Simへ乗り換えるためのステップ

上記以外の端末であれば、そのままMNPを用いて格安Simに乗り換えられます。

今までの電話番号をそのまま引き継いで他社に乗り換えることを「MNP」と呼びます。Mobile Number Portability の略です。電話番号が引き継げる以外にもMNPなら新規契約よりもお得な割引が受けられるところがメリットです。

さて乗り換えるならMNP先の格安事業者を選ばねばなりませんが、ここで重大な注意点があります。

それはSimロック解除をしない端末では、キャリア時代に使っていた回線と同じ回線を利用している格安Sim事業者でしか通信ができないことです。

各格安事業者は大手3キャリアの回線の一部を借りて格安Simとしてサービスを提供しています。各事業者が利用しているキャリア回線はそれぞれ異なるため、自分の端末と合致する回線を扱っている事業者を選択せねばなりません。

例えばソフトバンクキャリアで利用していた端末をdocomo, auの二回線しか扱っていないBiglobe Simで利用しようとしても通信も通話も不可能です。(昔の筆者は知らずにSimを挿し、それは悲しい気持ちになりました)

キャリア毎のおススメ格安事業者

docomoのスマホ ⇒ mineo d プラン

(理由)docomo回線は人気があるためどの事業者も回線速度が不安定になりやすいが、mineoはかなり安定している。 加えてサービス開始後5年目であるため、契約人口の変動が少なく将来も回線が安定すると見込まれる、またサポートが充実している。

auのスマホ ⇒ Biglobe sim type A

(理由)UQmobile と比べて回線の安定性という面では若干劣るが、UQ mobileはデータ容量プランが3GB, 9GBしかなく料金が割高。また電話をかける機会が減っているため(特に学生はLINEのようなIP電話が主になっている)、UQの持つ通話時に五分かけ放題というサービスもさほど魅力ではない。

Softbankのスマホ ⇒ mineo S プラン

(理由) ソフトバンク子会社のY mobileの方が回線速度は速い。ただY mobileは二年縛りが終わった直後の2か月で他社にMNPしなければ3年目から割高な料金を課せられる。そのため煩わしい手続きなく長く利用するならば、mineoの方が結果的に安く収まる。

上記で紹介したBiglobe Simを運営するBiglobe株式会社, mineoを運営するケイ・オプティコム株式会社の二社は、いずれも二十年ほど前からインターネットプロバイダーとして光回線などのサービスを提供する実績のある会社です。

動作確認端末欄のチェックを忘れないで!

上記でおすすめの格安事業者を紹介しましたが、MNPする前には必ずその事業者HPに掲載されている「動作確認済み端末」欄にお持ちの端末が記載されていることを確認してください。

もし一覧にない場合も、キャリアさえ一致していれば利用できる可能性が高いと思われますが、どうしても自己責任になってしまいます。もしmineo, BiglobeのHPにお持ちの端末がない場合は、その他の格安Sim事業者HPを当たってみてください。

ちなみに各社プランについているA, S, Dのアルファベットはそれぞれ type A = au回線、Sプラン = Softbank回線、dプラン=docomo回線という意味です。各社によってプランの呼び方は違いますが、A, S, Dで区別しているのはどこでも共通なようです。

格安Simで支払い料金がいくら下がるか

上記のauスマホに対してオススメしたBiglobe Sim type Aと各キャリアSimで、二年間の月額支払金額を算出しました。こちらは別記事の料金考察で掲載しているものです。

上図の濃い黄色欄は、電話+データ容量5GBのプランで固定した際の各通信事業社の二年間の支払総額です。格安Simにするだけで一人あたり100000円ほどが2年間で節約できます。もし4人家族なら400000円です。家計には大助かりだと思います。

格安Simへ乗り換える手順

0, 残債の有無、違約金、月額料金の日割り、MNP転出手数料、その他かかる費用を勘案する。

乗り換えを決心した次に見るべきは現在の契約内容です。二年以上たっている場合は残債がないため、下表のように12000円程度+月額料金(可能な場合は日割り)の支払いとなるイメージです。

違約金は契約月から起算して25か月目と26か月目のみです。これを逃すとまた2年縛りの呪縛に囚われるという悲劇が起こります。

意外に解約の際のコストが高くて尻込みするかもしれません。それでも格安Simに乗り換えるだけで年間で数万円浮くので、いつ乗り換えても損にはなりません

端末残債の例

端末残債について補足いたします。大手キャリアと契約して三か月後にMNPで乗り換えを行った場合を考えてみます。このときの端末残債は下表のように3-24か月分を支払う必要があります。

さて1、2か月目は端末の割引サポートとして支払額が下がっていましたが 、解約するとサポートは終了するため端末定価の22/24だけの額を支払う必要があります。高い端末の場合は残債だけで5、6万円とかになります。

なかなか痛い出費です。しかし例えキャリアSimを3か月で解約したとしても、解約金と併せて10万円には至りませんので格安Simの2年間利用で元が取れてしまいます

1, MNP予約番号を取得する

乗り換えのために、まず現在契約中のキャリアからMNP予約番号を取得します。方法としては下表のように近くの代理店へ行くか、自宅からなら電話かインターネットが利用できます。

MNP予約番号の注意点

申し込み時にBiglobe mobile では12日以上、mineoでは10日以上、 MNP予約番号の有効期限が残っている必要があります。 MNP予約番号の期限は15日間しかないので、どの事業者にMNPするにしても取得から3日以内には手続きしたいところです。

2, 格安Sim事業者へMNPを申し込む

お持ちの端末が動作確認出来ている格安Sim事業者へMNP転入を申し込みます。転入時に必要なものは以下の通りです。

  • お持ちのスマホ端末
  • MNP予約番号
  • 本人確認書類(健康保険証・免許証など)
  • 契約予定プランとオプションの心決め

申し込みはインターネット or 格安Sim事業者店舗のいずれかで行えます。即日開通に対応している実店舗に赴けば、その場でSimを貰ってすぐ使い始めることも可能です。

ただ、いずれの事業者でも主要な大都市にしか店舗を持っていないことが多いです。お近くに店舗がない場合は格安Sim事業者のサイトからインターネット申し込みするのが最善です。この場合は新しい格安Simは郵送で送られてきますので数日かかるかもしれません。

Simサイズについて

インターネット申し込みの入力フォームでは、端末に合う格安Simのサイズを自分で選ぶ必要があります。Simサイズは大きい順に 標準 ⇒ Micro ⇒Nanoとなっています。

基本的にお手持ちの端末説明書を読んでいただくか、端末製品名でネット検索をすれば、その端末にあったsimの大きさが分かります。サイズを誤るとSim変更手数料として3000円(税抜)が掛かってしまうため、ちゃんと申し込み前に確認を行いましょう。

なおau回線の場合は、どの大きさにでも対応できる「マルチSim」を送付してくれますのでSimサイズについては気にしなくて大丈夫です。

新しいSimが届くまでネットに繋げない?

安心してください、インターネットから申し込んでも契約を乗り換える間に空白期間はほとんどありません! 下図がインターネットから格安Simへ乗り換える際の切り替えタイミングのイメージになります。

図のようにキャリアからMNP番号を取得したとき、および格安Simに申し込んでから郵送でSimが送られてきたときも、まだ元のキャリア回線です。送られてきたSimを確認してからインターネットや電話から開通手続きを実行した瞬間に、格安SimへのMNPが完了します。

MNPの開通手続き中だけネット回線が使えない空白期間が出来てしまいます。一般的には数時間程度です。それを見越して余裕ある開通手続きを行いましょう。

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