格安Sim回線速度は昼と夕方に遅くなる

回線速度が常に遅いという話は嘘

”格安”simの利用によって月額料金が安くなるのは興味ある。でも通信が遅かったり、不具合があったりしたら困ります。普段通りのスマホ利用に不便が生じるなら多少安くなったところで嬉しくありません。

多くの人が抱くイメージは「格安Simは常に遅い」ではないでしょうか。しかし実際はある時間帯だけが「遅くなる」が正解です。もし遅くなる時間に通信をあまり使わない方ならばどこの格安Simでも何ら問題はありません。

昼と夕方に通信速度が落ちる理由

多くの人々が一斉に通信を行うからです。一時期に大量のデータがやってきても回線の容量は決まっているのですぐに捌ききれません。ちょうどラッシュ時の電車と似ています。皆の帰宅時間が大体一緒なために需要が一気に高まるのです。

通信速度の減少は大手の中でも契約人数が多い回線に顕著にみられます。例えばBiglobeやIIJmioなどの先駆けて格安Simに参入した事業者が持つDocomo回線には通信速度が遅い傾向が強いです。格安Sim黎明期にはDocomo回線しかなかったため長らくの間にお客さんが蓄積してしまったのが原因です。

従って通信速度を安定させたければSoftbank回線, au回線の格安Simを利用することがオススメです。おススメの格安Simについてはこちらの記事で詳しく検証をしております。

混雑時の通信速度を測定してみた

通信速度が遅くなるとはどの程度であるのか。Docomo回線ですと混雑していないときは動画閲覧や普段のブラウジングは問題がないです。しかしながらお昼の真っ只中はブラウジングさえもままならないこともあります。

そこで筆者が契約しているbiglobe sim D typeの回線速度をGoogleのスピードテストを用いて調べてみました。画像の結果は12:00と22:00に三回ずつテストをした結果の最低速度を載せています。

Google スピードテスト 

Biglobe type D simの昼12:00における上り・下り回線速度
Biglobe type D sim at 12:00
Biglobe type D sim at 22:00


注目すべきは各画像で左側に記述のあるダウンロード速度です。これが情報を表示させるときの速度となります。

混雑するお昼時には非混雑時である22:00の20%にまで速度が落ち込んでいることが確認されました。では落ち込んだ1.25Mbpsという値がどれくらいの体感速度なのか。 筆者の独断と偏見で表にまとめてみました。

上表のとおり、1Mbpsですとお昼時には写真の多いTwitter, Facebookなどの閲覧には少々ストレスが付きまとうと考えられます。お昼に使えないのでは格安Simはダメだと思いがちですが、そこで格安Sim全体がダメだと考えるのは少々早計というもんです。

速度低下しない格安Sim通信業者はありますっ!!

通信速度が速い格安sim2選

では安定した回線業者の選び方はなんなのか。見るべき点は、各業者が提供している回線がdocomo, au, softbankのいずれかという点です。

au, softbank系の回線を選択すれば混雑時間帯でも快適に使えます。

少しだけ格安simの歴史を振り返ってみます。

格安通信事業者のビジネスモデルは大手キャリアから通信設備を借り、我々にサービスを提供することです。この通信設備のリース金額は三社の中でdocomoが最も安かったため、黎明期に事業者はこぞってdocomo回線を使いました。

それが最近になってau, softbankのリース金額が下がってきたため、これら回線のサービスが続々と開始されたのです。

つまりau, softbank 回線はまだ契約数が少ないのです。そして通信速度は回線の混雑度に比例します。速度の高い通信事業者 = ユーザーの少ない au, softbank 回線ということです。ちなみに先ほど紹介した速度表はdocomo回線ですっ!

この論理からおススメする回線事業者は Biglobe sim type AとUQ mobileの二社です。

Biglobe sim type AとUQ mobile をお薦めする理由

  • 平均的な回線速度がキャリアSimに迫るほど速い
  • お昼の混雑時に速度低下を感じさせない 

上記の通信安定性の他、それぞれに特徴があります。
Biglobe sim type A:エンタメオプションが充実・国内通話料が半額以下
UQ mobile :通信速度最速。基本料金だけで5分以内の通話が無料

格安sim業者が違っても料金は同じ

Biglobe mobile, UQ mobileの月額料金を主要な格安通信業者と比較しました。エントリープランであるデータ3GBの月額料金はいずれの事業者でもほとんど変わりません。

またBiglobe mobileはdocomo, auの二回線を有していますが、回線の違いでも月額料金は変わりません。IIJmioの場合は回線間で100円程度の値段差があるものの僅差といえます。

データ6GBプランがちょうどいい

筆者はSNSやインターネットの閲覧を一日に数時間レベルで行っていますが、自宅wi-fiも併用すると3GBのプランでギリギリ事足ります。しかし出先で動画をときどき閲覧するためマージンを考えて6GBを契約しています。自宅で光回線などを契約しているなら6GBで十分といえます。

実際に最も契約者数が多くて人気のプランが6GBです。

損しないためのワンポイント! 

動画を一日数時間観るような使い方の場合、格安SIMでもさほど安くなりません(大容量プランは6~9000円ほど)。この場合、便利に格安スマホを利用するためにWIMAX or 光回線のご利用をお勧めいたします。

Biglobe エンタメフリーオプション 月額480円

動画がデータ容量消費0で見放題のオプションです。

YoutubeやAmeba TVなどの動画をご覧になる方にオススメです。これらのアプリ利用中に発生した通信量は全て通信量カウント対象から外れます。

動画はスマホのアクティビティの中で、ずば抜けて通信量を食うコンテンツです。動画視聴なしで3GB/月の上限に到達するのはなかなか難しいと思います。

そのためこのオプションが登場した当時は格安スマホ業界でも画期的なオプションとして注目されました。これ目当てに乗り換えされた方も大勢いましたね。詳細を見てみます。

  • 回線はエンタメフリーオプション専用に別枠が取ってある
  • 動画サイトはYoutube, AbemaTVのみしか対応していない
  • Youtubeなどの動画サイトはHDなどの高画質では楽しめない

このオプションで最も辛いのはHD画質で動画を楽しめないことだと思います。昨今のスマホは大画面化してきているため、低画質だと画質の粗さがより顕著に際立ちますので。したがって利用用途としては長編作品を見るというよりは、YoutuberやMVなどの短い動画をさっと流し見るようなイメージでしょうか。

したがって本オプションをお勧めするのは以下のどちらかを満足される方です。

一、動画視聴において画質をそこまで気にしない方
二、MVなどの音楽目当てで動画サイトを閲覧する方

Youtube動画の音質と画質の関係は?

画質と音質は連動しています。ただYoutubeは192kbpsが最高音質となります。
エンタメフリーオプションが推奨している360Pの画質ではYoutubeで128kbpsでしかビットレートがでません。
高音質を謳う動画を192kbpsで聞くためには設定から720P以上に画質をあげる必要があります。まあ…192kbpsもさほど高音質ではありませんが。

Youtube動画の種類でデータ量は変化するか

動画ではどれくらいの通信量が発生するのでしょうか。実際にスマホでフリー素材であるyoutube動画の通信量を、音楽と画像のみ、および音楽PVで比較しました。

比較のために解像度360P, 2分の動画に統一しています。

『きみとであえたことが』 画像のみ+音楽 
  • 解像度360P    2分動画 1.14 MB  (34 MB / h)
  • 解像度480P    2分動画 1.10 MB (33 MB / h)


miwa 『君に出会えたから』 動画+音楽 5秒広告込み
  • 解像度360P   2分動画     9.2 MB (276 MB / h)
  • 解像度480P   2分動画   12.3 MB (370 MB / h)

動画の有無により9倍程度の通信量差がありました。動画の変換方法でも差が出るため一概には言えませんが、Youtubeで音楽のみを楽しむ場合は動画か否かに注意した方が良いです。また低解像度すぎると音質が低下するため、360P以上で聴くのがベストです。

また二つの解像度間のデータ量差は画像+音楽ではありません。しかし動画では解像度が1.33倍になることで、同じく1.33倍の通信量になっていることが確認出来ました。

Youtubeを閲覧する際のワンポイント

  • 画像のみの音楽は最高画質で視聴すれば少ないデータ量で高音質になる
  • MVのような動画は360p程度の画質で楽しむのがデータ容量的には無難



NO IMAGE
最新情報はこちら!